記録

加奈子のブログ

ひとりだけわたしひとりがスローモーション

という自由律俳句がメモに残されていた。最近そう思うことが多かった。裏地がついたアウターも着なくなった。薄着の可愛い服がないから服装に困る。この前まで桜が咲いてたのにいつの間にか散ってしまった。夏用の日焼け止めを出したり、スキンケアを変えて季節が変わるのを感じた。新しい元号に変わるって、TL見るとみんなはこれまでのリリースをまとめたりしてて偉い。でも、わたしの生活の中ではひとつの時代の名前が変わることなんてどうでもよくて実感が湧かない。わたしは毎日決まったルーティンをこなすので精一杯だから関係ない。どんな時代に生きようと年老いて死ぬまでつまり人生のある一瞬に過ぎないんだ。そう思ってると自分だけが取り残されているような気持ちになる。周りとわたしに流れてる時間が違うんじゃないかと思ってしまう。部屋のカレンダーは先週まで3月のままだった。みんなは世の中と自分を紐付けて上手いことやってるのにわたしはそういうこと、全然上手くこなせない。

それでも毎日考えることは同じで、どうせ食べるなら美味しいものを食べたい。いい曲を作りたい。寝る時間は確保したい。今年はリリースしたいし、ちゃんとしたい。敵は自分しかいない。

 

最近は少しペースを掴めるようになった気がする。自分の機嫌の取り方もわかってきた。モチベーションもなんとなく維持できてる。痩せた方が可愛いのわかってるけど食べることは譲れないからいつまでも痩せられない。人と会って話して人と話せる自分すごいって思いたい。自分の考えてることは別に変じゃないんだって安心したい。頑張ってること褒められたい。夏は季節の中で一番嫌いなはずなのに悪くないと思えるのはどうでもいいからなんだと思う。