六月の煩悩【前編】
1.天気に左右されやすいから梅雨もうやめて
2.毎日曲作りのことばかり考えすぎてる
3.ひとつずつちゃんとやればちゃんと進む
4.Logic pro Xにするか悩んでるから誰かアドバイスください
5.また下書き晒してしまった
6.ツイートどうせつまらないから全然できない
7.最近のインターネットはいろんな議論がありますね
8.音楽は「一番良い」とかないから好きだったし続けてこれた
9.もうすぐ誕生日だけど大人になってからの誕生日って当たり前に特に何もない
10.誕生日おめでとう=今日まで無事生きて良かったねだと思っていますが
11.好きな詩の作者とタイトル思い出せない
12.あと5000倍頑張らないといけない
13.加奈子百万石
15.ストーリーならくだらないこと載せてもすぐ消えるから良いと思ってるけどスクショ撮られるらしい
16.痩せようと意識するのを辞めたら調子良い
17.人に歌ってもらう曲を作るときと自分のためのそれは考え方のやり方全然違くて楽しい
18.歌う人が決まっている曲はプロセスから具体性が高い
19.今月遊ぶために人に会ったの3回しかなかった
20.お花枯れるの悲しいからドライフラワーにしたら泣きそうになった
21.また短歌賞応募したくて探してたら良さそうなやつ9月締め切りで50首やれるのか
22.挑戦もしたいけど無理しない範囲でなるべく長く続けたい
23.スーパーでshazamしまくってた
24.晴れてる日の一番暑い時間帯に外出するとこの夏越せるか不安になる
25.冬も毎年同じこと思う
26.人に会って話して帰ってきた日の夜たぶんアドレナリン出すぎてて全然眠れない
27.こんなにやること沢山あるのにNetflixでエヴァの配信始まってしまった
28.Netflix契約してたけど平気で一日中映画ばかり観てしまって何も出来なくなったから辞めたんだけど再契約の機運
29.月一は映画館へ映画を観に行きたいけど外に出るのが怖い
30.最近は愛がなんだをひとりで観に行ったけど終始落ち着かなかった
31.毎日同じルーティーンの生活それ以外したくない
32.うっかり昼寝するとバグる
33.外に出るのが怖いし無理だけど人と約束すれば出られる
34.来月は春にオーダーした可愛い服が届く頑張ろう
35.太宰治「晩年」冒頭“死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目が織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。”
36.展示会で服をオーダーするのは1シーズン前だからだいたいこの気持ちになる
37.地震が多くて怖いからiPadとか全部常にフル充電になるように意識してしまう
38.建築を見るためだけにどこかへ出掛けたい
39.1964年の東京オリンピックでは歴史的建築がたくさん出来たけど今回はどうなんでしょうかちゃんと調べます
40.6/6の日記に努力を諦めたくないって書いてた
41.環境変えられるのは自分の行動力のみでそれだけは自信があるからこのまま頑張れ
42.覚えていたいこともどんどん忘れていく
43.ハウスジャックビルト早く観たい
44.言葉にすると一気に現実味帯びてくる性質を上手く使うことについて
45.恋愛したい
46.自分用の日記読み返すとほんとに毎日曲作りのことしか書いてない
47.思考が散漫になりがち
48.最近服もお化粧も全然買ってなかったけどせめてスキンケアだけはちゃんとしてる
49.6/24の日記「ゴミみたいでも諦めたくない」
50.下書きツイート「今年の夏はシュワシュワポンしたい」
51.順調に髪が伸びて嬉しいもう1ヵ月くらい美容室行ってなくてダメージが激しい
52.短歌ばかり作ってる時期は発言の全てが詩的になってしまってとても恥ずかしいからより一層人に会いたくなくなる短歌は捗る
53.純喫茶みたいな静かで落ち着いたところで短歌のイベント?みたいなのやりたいのですがいい場所あったら情報提供してください
54.今月中には短歌ZINE6月号出せるように頑張ります
第62回短歌研究新人賞に応募した
歌詞が書けない時期に短歌なら書けそうと軽い気持ちで漠然と始めたけど、いざ始めると作詞とは全然違う頭の使い方するし、歌詞には応用できなさそうだし、でも楽しくなってきてモチベーションになるものが欲しくなるのが厄介だった。
調べると角川短歌賞とか出てきて、短歌って歴史あるからやっぱり色々あるなーと思ったけど、わからないながらに締切時期や応募条件を考慮して短歌研究新人賞にした。過去に寺山修司も受賞してるし。
今年ずっと言ってる「とりあえず出してみる」が目的だから受賞や入選など細かいことがあるらしいけど後のことはもう何も考えてなくて、郵送し終えて気持ちは完全に落ち着いてしまった…。絶対忘れるから先に言っておくけど、もし万が一絶対ないけど入選とかしたら短歌研究9月号に名前が載るらしいので、その時は誰か教えてください。選ばれたら素直に嬉しいから…。
目的があってやるのは楽しい。ちゃんと向き合って手を動かせばその分だけ残る。自信ある歌とない歌のムラが気になり始めて、良い短歌ってどういうものなのか入門書を読んだりして考察していった。ただの趣味なのに。でも良い作品に出会えて世界が広がっていくことは嬉しい。制作の合間の良い気分転換になってたんだと思う。30首作ると決めて3月に始めてから最終的に100首くらいあった。多いか少ないかはわからない。応募条件が未発表作品なので応募作品は見せられない…でもせっかくなら作品集みたいなのものを作りたい!となったので、まだ全然飽きてないから残りカスじゃないちゃんとまとめたものをそのうち出します。毎月1つ出すのを一年やればアルバムみたいになっちゃうじゃん。今年ほんとにやっていきたい、頑張るから。
ひとりだけわたしひとりがスローモーション
という自由律俳句がメモに残されていた。最近そう思うことが多かった。裏地がついたアウターも着なくなった。薄着の可愛い服がないから服装に困る。この前まで桜が咲いてたのにいつの間にか散ってしまった。夏用の日焼け止めを出したり、スキンケアを変えて季節が変わるのを感じた。新しい元号に変わるって、TL見るとみんなはこれまでのリリースをまとめたりしてて偉い。でも、わたしの生活の中ではひとつの時代の名前が変わることなんてどうでもよくて実感が湧かない。わたしは毎日決まったルーティンをこなすので精一杯だから関係ない。どんな時代に生きようと年老いて死ぬまでつまり人生のある一瞬に過ぎないんだ。そう思ってると自分だけが取り残されているような気持ちになる。周りとわたしに流れてる時間が違うんじゃないかと思ってしまう。部屋のカレンダーは先週まで3月のままだった。みんなは世の中と自分を紐付けて上手いことやってるのにわたしはそういうこと、全然上手くこなせない。
それでも毎日考えることは同じで、どうせ食べるなら美味しいものを食べたい。いい曲を作りたい。寝る時間は確保したい。今年はリリースしたいし、ちゃんとしたい。敵は自分しかいない。
最近は少しペースを掴めるようになった気がする。自分の機嫌の取り方もわかってきた。モチベーションもなんとなく維持できてる。痩せた方が可愛いのわかってるけど食べることは譲れないからいつまでも痩せられない。人と会って話して人と話せる自分すごいって思いたい。自分の考えてることは別に変じゃないんだって安心したい。頑張ってること褒められたい。夏は季節の中で一番嫌いなはずなのに悪くないと思えるのはどうでもいいからなんだと思う。
そのままがいい
言葉は誤解。そう思ってから責任感が和らいで発言しやすくなった。短歌も作れる。歌詞も書けるようになるといいね。
先日のイベントでこれまでとこれからについて語った。語り尽くせた感覚はないけど日々一人で考えている事が少し発散出来たので気分が良かった。言葉を使った表現方法は得意じゃない上に、モチベーションは「憂さ晴らし」、制作の目的は「復讐」とか言ってしまったので絶対誤解されてるなーと思った。いつだって発信してる話題は湿っぽいのでネガティブで面倒くさい人と思われてそう。誤解だけどそれで良い。それが私なんだと思った。自分は自分でしかない。
イベント主催・企画なんてとても大変だしやらない方が楽なんだけど、楽しみにして来てくれる方、内容が面白いと言ってくれる方たちのその言葉に動かされてやり遂げる事が出来ました。周りの人がとてもあたたかくて、今回とても褒められたのが嬉しかったからこういう時くらいちゃんと書いて伝える。ずっと言ってるけど今年は完成度よりもやることに意味があると信じてやってます。継続が一番難しいからカッコいいし、辞めるのはいつでも出来る。
いつになく自分と向き合ってまた新しい自分を知って、なんかとても前向きになってしまって簡単に無敵モードになっちゃう。楽しいことを重ねていこうね。
自分が自分を超えるとき
やりたい事が多すぎる。それは昔から変わらないけど変わったのは圧倒的に人生の時間が足りないということ。若い頃って何にもなくても無敵だったし、時間が無限にあった気がした。
振り返れば最後にみんなの前で歌ってからもうすぐ1年が経とうとしてる。それでも加奈子ちゃんの歌が聴きたいと待ってくれている人たちは確かに居て、とても救われるしごめんなさい。先日のイベントにも来てくれた方々ありがとうございました。前に居たバンドの頃から来てくれてたお客さんもいてとても嬉しかった。曲書けなかったり上手くいかない時、もういつでも終わっていいやと思ったりするけどそうして待ってくれてる人や最高の夜のためにもう少しやろうと思える。辞めるのは簡単だしダサい。
曲は作れても歌詞書けない、人付き合いが苦手すぎてバンド組めない等の問題は常にあってその中でも優先順位をつけたり、ある程度の諦めを持ってやれることからやろうとすると目的からどんどん外れていく。歌詞が書けないから最近は短歌をよんでいる。今の感情にいちばん近い言葉にする作業は難しい。でもわたしはそういう時間がとても楽しかったりする。楽しいなら短歌たくさん作っちゃおう!バンド出来ないならDTMで作っちゃおう!という感じで最近は進めてノンストップな毎日。
歌詞を書くために短歌をつくる、短歌をつくる為にたくさん本を読む、曲を書くために良い音楽を聴く。そうしてモチベーションをどうにか上げている時に大好きなバンドの再結成のニュース。もうこんなに最高の音楽あるなら私がわざわざやらなくていいよね、ただの音楽好きのままで居ればよかったとブチ上がりながら悲しくなったりする。私の日常生活なんてそんなもなので、下ごしらえばかりで肝心な完成形があがってこない。ツイートの下書き保存もしないようにした。伝えない限りなにもしてないのと同じなんだ。今年はとにかく完成させて出すを目標にしている。いつもライブの日までにはスキンケアちゃんとして完璧な肌状態をつくることは出来ていたんだ。それを他のことにも適用させよう。つまづきにくいから出来る事からやっていく。勢いで来月とりあえずイベントの予定をつめました。詳細はまた。
ベイビー・ブルーβ/最近の制作話
2019年も続々といい音楽たちがリリースされてる。いい音楽を聴くともう少し生きてみようという気持ちになる。
先日、禁断の多数決のトラックを作っているメンバーにDAWでどうやって音楽を作るのか教えてもらった。教えてもらう時点で甘いよな。本当はググったり友達に聞いたりするのだろうけど、まあ根暗な人間なので優しい元メンバーに甘えてしまいましたね。
GarageBandをこね続けて、ある程度仕組みがわかってきたところで音色や細かいエフェクトに物足りなくなってきたこの機会に本格的なソフトに移行してみることにした。かっこいいドラムサンプル落としたりもしたけど全然使えてない。歌う人なので、大体はオケが届いてそれに歌を入れるなどボイスレコーダーとしての機能しか使ってなかったのです。完成された曲を構築する作業ができない訳です。歌詞は覚えられないしリズム感がないというミュージシャンとしては最悪な欠点もあるけど、下手でも楽器できるし曲もなんとなく作れるからそれをちゃんとみんなが聴けるようにパッケージしたいという気持ちになってきた。自分のためにも。
そんなモチベーションになったところで久々ににDJのオファーがあったので(たぶん最後の出演が2016年だった)なんかもう勢いで別名義「ベイビー・ブルーβ」とすることに決めた。本当はどうして棲み分けるかとかネーミングの意味や由来があるんだけど言葉で伝えるのが苦手なので音楽を聴いてください。何もリリースできなかった去年の教訓を生かして前も書いたように、今年はとにかく作って出していくのを大切にしていきたいです。バンドや音源作りなどやりたいことに溢れすぎているので出来そうなものからひとつずつクリアしていく。
ついでに告知すると2/15にDJするよ。
https://twitter.com/___djvu/status/1085163288906715136?s=21
新しいDAWソフトの練習兼ねてカバー作ってるけど間に合うかな…というところです。間に合わなくてもEPとか出したい!サブスク配信!それ以外にもベイビー・ブルーβで現在企画中なのでお知らせもう少し待っててね。そもそも細かい作業向いてるとは思ってたけど、作業始めたら止まらない止まらない。没頭できるものがあるのってとても良いものですね。
継続が超大事
冬が一番好きって言うとだいたい反感食らう。誰が何と言おうと冬は最高。雨降らないし空気が澄んでるからいつだって空が綺麗だし大好きな高層ビルの群れやいつまでも続きそうな長い夜に浮かんでる星のキラキラたちを見ていると時が止まってしまう。太陽は沈むし夜は明ける。ただそれの繰り返し。人生。
こだわりが強すぎる性格が継続を難しくさせてる。続ける意志を持たずに続けてこれたのが音楽だったってだけで別に歌がうまい訳でも絶対音感がある訳でもない。ただの自己満でしかないのに、楽しい事は全然やめられない。美味しいものも同様。
音楽は物心ついた頃からずっと好きで自分の側にあるのが当たり前な人生だったから今まで気づけなかったけど、小説を読んでいるとこんなに自由でいいんだって感動した。感受性が豊かだね。いや音楽だって十分自由だよね。わかってもらえますかこの語彙力…肯定されたい。
世の中にはまだまだ知らない事で溢れているね。死ぬまでにどれだけのことを知れるのかね。人はいとも簡単に傷がついちゃうし誰もがいつかは死ぬ。人生は短い。
こんなに頑張って生きてるというのに記憶はいつかなくなっちゃうし自分が死んでしまったりどこかへ消えたら忘れられてしまうのなんて悲しすぎる。SNSしすぎの現代病だよ。生きた証を残したい。地獄で再会しても目を逸らしたくない。
自分の全てに納得できないし何もかもが中途半端だと思ってどんどん自撮りは載せられなくなるし、ツイートすらできなくなった。それでも思考は止まらないし作りたいし歌いたい。なにもない自分のために。未熟だから言葉は感情を越せない。伝えなければなにも残らない。うるせー知らねー叫びながら傷つきながら、壊れてしまった自尊心のリハビリ。あまり気にしない これ重要。遠回りでも醜くても恥さらしながら罪深く強く生きていきます2019